連休2日目の金曜日、映画「サイダーのように言葉が湧き上がる」を見に行ってきました。

img003

市川染五郎が高校生役の声をやるということで、なんでそんなオジサンが高校生役を? と思っていたのですが、いつの間にか市川染五郎は8代目になっていて、今の市川染五郎は16歳(アフレコ当時は14歳)なんですね。ちなみに私が「市川染五郎」だと思っていた人は現在10代目松本幸四郎で、松本幸四郎だった人(松たか子の父)は2代目松本白鸚なんだそうです。

メインキャストの2人が市川染五郎と杉咲花だという以外にほとんど予備知識はなく、チラシの絵がポップで、背景などはわたせせいぞうのイラストのような感じだなと思っていました。こういう感じの絵のアニメーションはあまりないので、結構新鮮な感じでした。
脚本も良かったですね。設定としては気になる所もありますが、脚本は「竜とそばかすの姫」よりもいいんじゃないでしょうか。
時代背景は現代ですが、結構上の年齢層のほうが面白いと感じるかもしれませんね。劇中歌を歌っているのが大貫妙子だったりもしますし。
「レコードをそんな持ち方するんじゃない!!」って何度も思いましたけどww

それでも興行的には厳しそうですね。オリジナルアニメーションで上映館も少なく、宣伝もあまり見たことがありません。大爆死の可能性も高そうですが、そのことすら話題にならないんじゃないかな。100ワニは知名度が高かったから大爆死が話題になりましたけど……