白山市にある「白山市立博物館」です。
開館したのはまだ合併前の松任市時代で、展示物も旧松任市のものが中心です。
今回、「くらしと道具のうつりかわり」という企画展をやっていたので、初めて行ってみました。
なお、常設展、企画展とも、写真や動画の撮影は禁止とのことでしたので、中の写真はありません。
常設展は1階と2階にあります。
1階には松任出身の人間国宝、隅谷正峯氏の「隅谷展示室」があります。隅谷氏の作品や、復原ジオラマによる製作過程の再現などがありました。
また、「壁画展示室」には赤外線写真にて撮影された原寸大の法隆寺金堂の壁画写真が展示されています。ただ、これがここにある理由というのが今一つ判らないですね。何か白山市(松任市)と関連があるのかと思い説明文なども読んでみましたが、それらしい記述はありませんでした。貴重なものではあるんでしょうけど。
2階の常設展示室はかなりのボリュームで、思っていた以上に見ごたえがありました。
弥生時代の土器から、東大寺領横江荘々家、松任城の時代、そして昭和の時代までのいろんなものが展示されています。JRの松任工場があることから、鉄道に関する展示もありました。
ただ、今回の目的だった企画展のほうは逆に期待外れというか、特にこれといったものはなかったですね。
入館料は大人200円、中高生100円ですが、「千代女の里俳句館」と「中川一政記念美術館」の入館券(8日間有効)が付いてきますので、3カ所全部回るとかなりお得なのではないかと思います。
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